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    「告白」(短編小説)
    人間がきたぞ。
    秋の田んぼは緑と灰色の小さなかえるがぴょんぴょん跳ねて低い空でおおさわぎ。そいつは軽やかに飛んで誘う。
    まただ。さっきのと違う大きなザリガニのなきがらが脅してくる。
    水路をまたぐ時もひやひや。
    ターはゆったりと追いかけるので笑う。
    あ、そいつをつかまえた。
    私「殿様バッタじゃん」
    ター「え?とりあえず、逃がすね」
    私「なんだー、捕まえて飼えばいいのに」
    それからしばらくして。しんみり暮れかかった電車。
    ター「おれさぁ、こおろぎとカエルあわせたやつが殿様バッタだとは知らなかったんだよ」20131014-224109.jpg
    2013/10/14(月) 22:38 なんかしら素敵 COM(0)
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